みんなそれぞれにバックボーンがあって
それに支えられて生きている
それが色褪せた時、消え失せてしまった時
営々として積み上げた城は崩れ落ちてしまうのだ
涙の川はひたすらに流れ行くが
そこに浮かぶハンケチを繋ぎ止めるべき葦は
いかにもか細い
笹舟に乗って仰向けになり
あの吸い込まれるような青空を眺めたのは
何時のことだったろう?
大波よ来い!と自虐的に叫んだのは
魂の叫びだったのかも知れない
夕暮れ時は寂しそう…
その赤い夕日におーいと叫ぶ元気は
もう今の僕にはない
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