「酒の味の良し悪しは、吞み手の心情にある」
この盃を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐の喩もあるぞ
「さよなら」だけが人生だ
干武陵(井伏鱒二 訳)
酒呑みにとって、吞む理由はどうでもよいのだが、そこに友との惜別が、
人生の別離があれば、その酒は文句無しに味わいが出る。酒は二級で十分。
何が大吟醸だ。わかったようなことを言いやがって、コノオタンコナス。
伊集院 静
Trackback URL : https://watanabe.xtr.jp/sb.cgi/3006
コメント