僕たちは、幼子たちがするように わめきちらし、わきまえもなく背中をむけた 俯いたままの速足の靴音に 自分の愚かさが重なって、耳に鋭く響いた 幾年もの間、悔いて悔いて すれ違いばかりの青春の交差点 ともに向かう青春の光は 僕たちには、ただ薄暗い夕暮れの街灯のようだった
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