「おとうさん・・・」

『ん?』

「お兄ちゃんは?」

半分朦朧とした感じのなかで

娘がつぶやいた。

『会いたいのか?』

言葉にはならずうなずいた。

23.5.8家の花.jpg

夕方・・・

病院へ行ってみると

息子家族が揃って見舞いに来ていた。

娘を見ると・・・

昨日とは大違いで

起き上がりニコニコと嬉しそうに

はしゃぐ甥や姪を見つめていた。



そうか・・・

こいう絆を目の当たりにしたのは

久しぶりのことだった。



三日分くらい

一気に快復したんじゃないかな。

posted by わたなべあきお | - | -

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