八畳の間で 隅っこの柱にもたれて 両膝を抱えて その中に顔を埋めていた 父の姿を思い出したのです・・・ 何を悩んでいたのでしょうか 好きな俳句でも捻っていたのでしょうか 中身は違うけど 今、僕が同じ格好で夕暮れの 薄暗い部屋の中に居る 父は・・・ やがて百歳という大台が近付いています
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