投函しない手紙

四分の三世紀もの時を経て、なお脳裏を離れないもの
それを記憶と言うのだろうけれど、それにしても・・・
この焼き付けられたネガはよくぞ劣化しないものだ。
染め込まれた素地は、何でできているのだろう?
恐らくは、現代医科学ではなし得ない素材なんだろう。

前置きが長くなりました。超ご無沙汰しております。
如何お過ごしでしたでしょうか?その後…と言っても、何のその後か
分からないほどの時の経過ですが……。僕はなんとか息はしていますが、
ある【ひとつ事】が終了しなければ、ピリオドを打つことができません。
ところがその【ひとつ事】がなかなかの難事で、往生しております。
人生をマイナスのままで終わらすわけにはいきません。少なくとも
ゼロ地点まで戻さなくては、負の遺産となってしまいます。この地点の
葛藤が図らずも生きるためのエネルギー源となっているのは皮肉です。

人生のツケは、他人様では返せません。どこまでも自己責任です。
「疲れたら、寄っかかればいいじゃないか」の声も聞こえてきますが、
それが出来ない、許せないのがこの僕なのです。

またお便りします。いつになるかわかりませんが……。
あなた様、どうぞお元気で!僕のためにも長生きしてください。




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posted by わたなべあきお | - | -

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