社長はひとりで彼の目標を追及して、社員たちの生涯を安定せしめるほどの
仕事の意義を与えてはくれなかった。社長の重大な欠点はここにあった。
「人生画呫」【石川達三】
※器と言ってしまえばそれまでのことだが、まさしく僕の勤め人時代の社長は
そういう人だった。金の盲者と言い替えられる。辞めて行く社員に「代わりは
いくらでもいる…と言って憚らなかった。事実そういう時代でもあったのだが。
僕に言わせれば、器の小さい金の亡者だったのだ。
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
人間は聡明で善良であればあるほど、他人の良さを認める。
だが愚かで意地悪であればあるほど、他人の欠点を探す。
【トルストイ】