器

 社長はひとりで彼の目標を追及して、社員たちの生涯を安定せしめるほどの

仕事の意義を与えてはくれなかった。社長の重大な欠点はここにあった。


      「人生画呫」【石川達三】

 ※器と言ってしまえばそれまでのことだが、まさしく僕の勤め人時代の社長は
 そういう人だった。金の盲者と言い替えられる。辞めて行く社員に「代わりは
 いくらでもいる…と言って憚らなかった。事実そういう時代でもあったのだが。
 僕に言わせれば、器の小さい金の亡者だったのだ。

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 人間は聡明で善良であればあるほど、他人の良さを認める。

 だが愚かで意地悪であればあるほど、他人の欠点を探す。



       【トルストイ】

posted by わたなべあきお | - | -

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