フィクション

「橋の下を たくさんの水が 流れました」

 (その後いろいろなことがありました)


そういう会話(文通)ができる人は、そう多くは居ない。

あぁ……いろいろあったんだろうなぁ……というイメージが湧きあがる。

久しく…というより、まったく手紙というものを書かなくなった。

あのなんとも言えない手紙の味を、忘れてはいけないと思う。

選りすぐられた言葉たちや、洗練されたペンのタッチや……

それぞれにそれぞれの味があり、香りがある。

直接表現でなくても、愛を感じることができるし、伝えることもできる。

「輝ける闇」と言ったのは誰だったか?

何でも見えるが何も見えない……

すべてがわかっていながら、何もわかっていない……

一切が完備しながら、すべてがまやかしのようでもある。

何でもあるが、何にもない。

つくづく思うことがある……

「あんなに人生がわかってしまってはつまらないでしょう……」

「内柔 外剛」~「外柔 内剛」

フィクションの世界に己を預けられる人は、まだ幸せ者と言える。

お決まりのコースとして、大方は「自死」を選択する。

posted by わたなべあきお | - | -

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