〖臨終のことを前に習ひて、後に他事を学ぶべし〗
身近な人間の【死】を体験した人は、切実に感じ真剣に考えるはずだ。
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大方は、当たり前のこととして生きている。
もし誰かの死を耳にしても、余所事と聞き【死】の実感を待たないだろう。
余程の有名人でもないかぎり、その受け止め方は稀薄だ。
地震や大雨の被害でも然り、二週間も経てば忘れてしまっている。
それにしても、日本人は我慢強い国民性なのだなとつくづく思う。
少々のことでは、いや大事に直面しても、狼狽えない、堪える。
〖私は、生きている〗
この事実が、すぺてを超越する力の源だ。