憑依

人はいとも簡単に近づき

そしていとも簡単に去って行く

まともな挨拶もなしに…

自分こそが主体者であるとでも言うように…

名前も居所も履歴も

どこまてが真実か疑わしい

架空のなかに 空想のなかに 

本人とは違ったもう一人の自分を生み出し成長させ

冒険を試み、好き勝手に暴走させてみる

そして架空の側壁に激突、大破させ、事故死する

いや、事故死させてみる

そして離脱した霊魂のように

次の憑依体を求めて彷徨い歩く

posted by わたなべあきお | - | -

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