何気ない言葉や文章からでも、人の心は読み取れるものです。
書いた、話した本人が意図しなくとも、心は伝わり来るものです。
ちょっとした字句やちょっとしたトーンの中に、心は読み取れるものです。
だからといって、逆も又真なり~と行かないのがこの世の中。
そこまで言わすか…となった時には、僕は大概口をつぐむ。
何故なら、その段階ですでに心の通信線は、遮断されてしまっているから。
逆を言えば、今の世は一から十まで現実に声に出して言葉に置き換えなければ
伝わらない時代だから…。
「一を聞いて十を知る」が通用するのは、はるか遠い昔の夢物語なのだろう。
実の夫婦でさえ、実の親子でさえ…。
そう考えれば、目と目で会話が出来て、言葉なくして心が通じる【あなた】が
いるというのは、なんと幸せなことだろう。