もはや私たちは当事者であり戦時下にある。いま一部の特権階級の権力者たちの幻想、利権、誇大妄想のために、全世界の人びとが危険にさらされている。遠い砂漠の爆撃を「遠い国の話」で終わらせてはいけない。すでにエネルギーが「人質」のように扱われ、世界中の価格を揺さぶり、物流を止め、食料と薬を不足させ、最も弱いひとから順に追い詰められている。もはや私たちは当事者であり戦時下にある。いま世界で起きていることは、文明の進歩とは真逆だ。最も賢いはずの人間が最も愚かな妄想に支配された時、ここまで残酷になれるという証明だ。だから私は、この戦争を文明の敗北であり、宗教性の堕落だと言っている。世界は一部の特権階級の妄想に付き合わされている。その代償を払わされているのは、名もなき弱い人びとだ。
【長松清潤師】