歩く

父は<歩く人>だった

実によく歩いた

「車で送ろうか?」と言っても

片手を挙げて「ノー」と意思表示した

麦わら帽子を被り、ゴム草履でスタスタと歩いた

まさに、スタスタ・・・と

少々遠い所へも、バスにも乗らずに

とにかく歩いた

今、僕はそのころの父の年齢を超えたが

とてもじゃないが、父の真似は出来ない

やはり、老化は足からやってくる

因みに、父は百歳まで生きた

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posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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