とにかく・・・僕は歩いてみたさ
蹴躓いても 転けそうになっても
公園のブランコやシーソーが
憐れむような顔して笑ってる
石のベンチに腰を下ろせば
その冷たさが慰めにも感じる
ふと浮かぶ剛の歌詞に
少年の自分が蘇る
しゃぼん玉なんて
一体いつからやってないんだ?
あの儚いしゃぼん玉は
あの頃の僕には夢の玉だったのか?
重い腰を上げて
僕はまた歩みを続ける
車の十分が
徒歩なら百分だぜ
心のケツに鞭を入れてみる
どうだ?まだ歩けるかい?
走れとは言わないよ
一歩、また一歩・・・
踏みしめてみろよ
そして汗を拭くとき
あの青空と白い雲と
なによりもお天道様に
ご挨拶をすることだな
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♪帰りたいけど帰れない
戻りたいけど戻れない
そう考えたら俺も
涙が出てきたよ
くじけないで なげかないで
うらまないで とばそうよ
あの時笑って作った
しゃぼん玉のように
淋淋と泣きながら
はじけてとんだけど
もっと俺は俺でありますように
いったい俺たちは
ノッペリとした都会の空に
いくつのしゃぼん玉を
打ち上げるのだろう?
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