或る人に捧げる私の弁証法

その人はまぶしい
僕は応対にひどく気を遣う

その人の得意な笑顔
一点の曇りもない爽やかな笑顔から
僕は逆に
宇宙の寂寞をよみとる
まるで星座のような

そうです
そしてまた
人知れぬ夜空の深淵に飛び交う
閃光のささやきを

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posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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