注意法

師匠に言われたことを思い出す。

人を注意する時は、何処か一ヶ所、逃げ道と言うか避難場所と言うか、

そう言う所を与えなくてはならない。

何処へも逃げ場の無い状況を作ってしまっては、

言うべきことも伝わらない。

ネズミの抜け穴とでも言うべきものだ。

表現を替えれば、

三つ注意を与えて、最後に一つでいいから、

どんな小さなことでもいいから誉める。

「だけど君の此処は良いね」というわけだ。

そうすれば、注意された点にも心が素直に向くというわけだ。

これは、逆の立場での実体験でもある。



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posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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