世の中が様々なハラスメントに対して、NO!の声を上げ始めたことは認める
が、悲しいかな大方は、何か事が起こってしまってからの話しであり、具体的事件
になる前に、つまり事件化を未然に防ぐ段階での行動が大切ではなかろうか。
しかしながら、当事者的立場の者としては、非常に勇気の要る話であって、
極端な言い方をすれば、赤穂浪士的心境とでも言おうか、<刺し違え>覚悟と
言ってもいいくらいの忍耐と決断が求められる。
僕は、ささやかながらその行動を求められる立場にある。僕が決行しなければ
他の誰も出来ないし、僕が躊躇すればするほど被害者は増大し、最悪のケースを
招かないとも限らない。超現実的言葉を用いれば、警察沙汰になる前に動くことが
求められているのだ。
世の加害者は平然と言ってのける・・・「これは厳しい躾の一環だ!」
「これは愛の鞭だ!」・・その偏った思考に立ち向かうのは容易なことではない。
でも一方で、事件化されてしまっては元も子もないので、やはり自分が如何に
動くかと言う処に戻ってしまうわけだ。
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