「どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹きとばせ・・・」 雑賀小学校の第二講堂、年に何回か映画鑑賞の日があった。 六年間にはかなりの映画を観たのだろうけれど、記憶に残っているのは・・・ この「風の叉三郎」だけだ。 しかも映像よりもこの風のざわめきのような、呪文のような歌。 そして・・・ 宮澤賢治に触れたのは、それから随分時を経た放浪の旅先だった。
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