ボケてしまった人間に、己の犯して来た罪の懺悔は出来ない。
形式的に謝罪したところで、そこに真心がない限り、相手の胸に響かない。
鏡に映る自分の顔の相を見てみるがいい。
その顔に怖れを抱きなさい。
その顔に涙を流しなさい。
それさえも出来ないでしょう。
何十年もの蓄積された黒い芥が、あなたの心を覆い尽くしているのです。
虚ろな眼で周囲を見渡す目線の先は何ですか?
何が見えますか?
誰が見えますか?
懺悔は、懺悔する心のあるうちにすべきことなのです。
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