不器用

携帯の発信ボタンを押して、内ポケットに忍ばせ

僕は舞台に上がって、マイクを握った

君は不器用な僕の作戦に気付いただろうか?

選んだ曲の歌詞が貴女への僕の心を代弁していた

眼を閉じて唄う僕の姿を

多くの聴衆はどんな思いで見ていたのだろう?

聴いていたのだろう?

こんな告白を思いついて、断行している自分が

どこか他の人のように感じられた


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posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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