モノローグ

 いわゆるブログなるものが流行り始めた頃、僕はライブドアでやり始めた。

下手な文章でも、それなりに読者が増えて行って、励みにもなった。

ある人とは、ポエム風に綴れば、その返し(返歌、返詩)が来るという展開も生まれ

て、それなりに楽しい空間で遊んだ記憶が蘇る。


 ある時、僕はあまり深くは考えずに、<ひとりごと>という詩を送ったのだが、

その返しがキツかった。彼女曰「ひとりごとは独りでどうぞ!」

これにはさすがの僕も参った!

舞台での独白でもなかろうに・・・と言うことか?

こじつけがましく、言い訳がましいが、聴者(読者)有っての舞台じゃないの?


 何かしら、ぐ〜っと燃え上がった恋愛関係から、強烈な肘鉄を食わされたような

気分だった。<女心と・・・>と言うけれども、未練がましいことは止めにして、

その淡き交信は無残に消滅してしまった。

 
 この時にも僕は思ったものだ。遠い昔の彼女に言われた言葉

<あなたはいつも遠くを見ている>・・・(私ひとりを見て!)

<どうして苦しい方へ苦しい方へ行くの?>・・・(私じゃだめ?)

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posted by わたなべあきお | - | -

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