父の遺品を整理していると、こんなものが出てきた。
姉の結婚式・・・まったくと言っていいくらい記憶に残っていない。
19歳か・・・
まるで夢遊病者のような青春時代の只中にいた。
母の命日が近い。
僕の誕生日の明くる日。
満三歳になったわが末子を見届けるかのように・・・
と父は言っていた。
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