殊更にゆっくりと歩いてみる 一歩一歩を踏みしめて 心の波がアスファルトに 目には見えない足跡を残す 顔を上げて空を見る 微かな希が届くのか 雲が君の笑顔に見える 差し伸べようとする両の手を 雀の群れが遮断する 後ろポケットに突っ込んで 坂道をちょっと速足になる すると、どんどん現実に引き戻されてゆく
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