カテゴリー

カテゴリー「背景の記憶」は、実を言うと・・・

先日亡くなられた<吉本隆明氏>の本の題名から拝借したものだった。

(1994年・宝島社)

正直言って、詩集もその他も難解で

「こりゃムリだわ・・・僕には」だった。

ただ・・・誰かが言うように

活字としての言葉は難解だけれど、話し言葉はす〜っと入ってくるような気がする。24.3.17.jpg

そして・・・

おそらくは、これもまた父に薦められて読み始めたのだと思う。

父がよく言っていた・・・

「解らなくてもいいから、とにかく最後まで読め。英語の原書を読むみたいに読め。すると・・・

なにかが必ず心に残る。」

もう一点・・・

風貌、雰囲気が父に似ている。

机の上に置かれた〜わら半紙や広告の裏側を閉じたものと万年筆を思い出す。

父は・・・あと数年で百歳になる。

逢いに帰らなくては!

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top