独り

父があの時、高い次元での<別れ>を決意したように

僕もこの頃、子供たちに(と言っても大のオトナだが)

精神的別れをしようと考えている。

遅まきながら、親父の悲哀が分かるような気がする。

なぜもっと寄り添えなかったんだろう。

なぜもっと優しくしてあげられなかったんだろう。

今、僕が心の漂流をしているように

あの頃、父も同じだったんだろうと・・・。

突き詰めれば、所詮人間は独り。ヒトリ。ひとり。





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posted by わたなべあきお | - | -

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