時代性

物事の判断に、時代性は欠かせない。

いや、そのほとんどが時代に組み込まれ、翻弄されていると言っていい。

自身を語れば、やはり僕の時代は昭和だろう。

昭和に生まれ、育ち、もがき苦しみ、喜びを享受し、幾多の別離を体験した。

やせ我慢じゃなくて、苦しみの無い人生は無意味に等しい。

その時その時を達観して生きて来たわけではないが、他人さまから見て

<世捨て人>的志向と行動であったことは間違いないだろう。

常に、もう一人の自分が斜め45度上から監視(?)していた。

それは、僕なりの解釈では、もう一人の自分は<亡き母>なんだと思う。

この世に居なくても、見つめ、監視し、守り、励まし、助け、時に身代わりに

なる。

その僕の誕生日が明日であり、母の命日が明後日だ。32580446_1057188651087364_6384373447035715584_n.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top