意外な原因

夜、電話あり。

お得意先からだ。

「ナベさん、実は娘の家のことなんだけど・・・台所のコンロの火が点かないらしいんだ。見に行ってやってくれんやろか。もう15年くらい経ってるしな・・・アカンかもしれんけど」

到着後、聞くと「電池は換えたけど点かないんですよ。」とのこと。

よくプラスとマイナスの間違いもあるので、確かめたがそれは大丈夫。

はて・・・?これはほんとに交換時期かな〜とも思ったが、ふと電池の接点部分に目が止まった。よく見ると、青いサビが付着している。これかな?

ハサミの先で擦り落として、電池をセットし直してみた。

すると・・・chi chi chi chiの音がして着火した!

「原因はこれだったようですね。もうしばらくは大丈夫でしょう。」

「ありがとうございました。ほんと助かりました。」

よかった・・・よかった・・・。

23.8.22ビルトインコンロ.jpg

ついで話になるが・・・

よくガス給湯器が点かなくなった〜という電話もある。

そこで僕がよく言うのは、「本体の電源プラグを一回抜いて、もう一度差し込んでもらえますか?」

すると2〜3分後に「点きました!ありがとう!」というケースがかなりある。

マイコン内蔵の器具が増えた今日、この方法によってリセットされるのだ。

これは使用説明書にも書かれていることが多いのだが、書類そのものが無かったり、読まなかったりが多いのも確かだ。

これまた、ついで話になるが・・・

いわゆるガスショップ様は(皮肉交じり)、しっかり点検もしないで、製造年月日を見ただけで「あ、これはもう年季が来てますね。」というケースが多い。部品がないとか、高額修理になるとか言うのだが、部品は製造中止から7年間はあるし、共通部品というケースもあるし・・・

簡単に「ガス屋さんの言うことだから・・・」で諦めてはいけない。

またまた、ついで話をすれば・・・

器械は動いているけれども、燃費がやたらと悪くなっているというケースもあるので注意したいところだ。(電気製品なんかは特に!)

posted by わたなべあきお | - | -

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