蓮華草

「手に取るな やはり野におけ 蓮華草」卑下するのではなくて、逆の立場で、なんとも言えない居心地の悪さの感じる時がある。環境というのか、育ちというのか…。かなり前の話だが、かあるご婦人が住み慣れた場所からちょっと離れた、所謂高級住宅街に家を建てた。しかし、一年も経たないうちに、元の住居に帰ってきてしまった。住民の空気というのか、地域の温かさ冷たさというのか、複雑な要素を含んでいる。そこにまた差別や偏見という要素も含まれているわけだが…。階級とか階層とかプライドや見下しとか、世の中の嫌な部分を感じさせられた出来事だった。

posted by わたなべあきお | - | -

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