幼き青春

夕焼けも

朝焼けも

悲しい想い出につながっている


宍道湖畔の跨線橋の下での

わずか十数分の逢瀬

夢を語り契りを交わし

未来を信じて疑わなかった


琵琶湖畔の宿で迎えた

永訣の朝

眩いほどの朝陽を

悲しみの色として迎えようとは・・・


何もなかった夜が

誠実の印と考えたのは

僕の幼さだったのだろうか



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posted by わたなべあきお | - | -

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