背景の記憶(227)

ボーイスカウトの訓育会でのこと

みんなを野外に集めて、目隠しの鬼ごっこゲームをやった。

鬼は目隠し、他のものは決められた円から外へは出られなかった。

捕まえた者の名前を当てるというゲームだったのだが・・・

何人目かの時に、僕が捕まった。

抵抗したつもりはなかったが、僕は高く持ち上げられ、そして落とされた。

草むらではあったが地面は固く、僕は運悪く後頭部をしこたま打ち付けた。

そこで意識を失った。

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三日三晩、僕は昏睡状態だったらしい。

幸い意識は回復したが、その後かなりの年数〜偏頭痛に悩まされた。

ちょっと運動をすると、後頭部に重い石がひっついているようで

二十歳を過ぎてもずいぶん悩まされたものだ。

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あのころ・・・

手旗信号等々、たくさん習ったけど

今でも役立っているのはロープの結び方かな。

いざという時、一重継ぎなどは命さえも救う。

posted by わたなべあきお | - | -

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