『人間は、自分のうけた恩はわからぬものです。そして多少とも自分も施してみて、初めて分るわけです。同様に人様のお世話になっている間はその恩は分らず、人様のお世話をさせてもらって、いかに大へんな事かが分りかけるものです。』 『物の世界はますます進むばかり。それに反して人間の方は、いよいよ下落するばかり。そして薄っぺらになり、粒が小粒になっていく。』 不尽片言(森 信三)
(Update : 2010/09/20)