叩きつける 猛烈な雨に 僕はただ 立ちつくす 道は 川となり 溝は 機能を放棄する なんでもかんでも 巻き込んで 雨は滝のように 坂を下り落ちる 小動物たちも 犬の糞も ごみ屑も いっそ この僕の胸の 鬱積したなにかも 洗い流してはくれまいか 小一時間 暴れまくり あの烈しさは ウソのように 雲の切れ間から 青空がのぞく もうそれで スッキリしたのかい 僕は ちっとも・・・だぜ
(Update : 2010/07/07)