わたなべあきおWeb

善いことであれ悪いことであれ

これまで習慣化していたことを止めるとなれば

当然、ぎこちなさや違和感が伴うというものだ。

たとえば・・・日記、電話、メール etc。

そしてまた、新たな慣れが生まれ、それが日常となる。

常に緊張感を持って生きることが、非日常かどうかは別にして

ただ慢性的な生き方が健全とは言えないことは確かだ。

これが当たり前、これが普通・・・と言い聞かせ

極力日常的に暮らそうと努力しても、消せないものがある時、

それこそが自らが内的に欲する願望と言えるのではなかろうか。

離れて知る親の有り難さとか・・・

別れて思い知らされる恋人の温もりとか・・・

コンビ解消で突き付けられる相棒の偉大さとか・・・

致命的になる一歩手前くらいまでは、体験しておいた方が

将来のためだと僕は思っている。

きっと・・・そうさ!

鏡に映る自分の顔が

ちょっとだけ穏やかになったような気がする。

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(Update : 2010/05/07)