おだやかに
日々の暮らしの中で
ふっと息を吸い込むと
人間は果てしない欲張りで
足りないものがある
そこが我慢出来なくて
何もかも手に入れたいと思ってる
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短い旬の味は
その季節まで待てばいい
人の世は常に満たされなくていい
何かが足りないからと
それが今ここになくても
大丈夫 心が貧しくならなけりゃ
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人が生きる道もまた
おいしい事ばかりじゃない
足りなくて満たされぬ日が多くある
何かが足りない時も
そのことを受け止めたい
何もかも求め過ぎずに おだやかに (Takuro Yoshida)
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