資本
本人の自覚の有無は別として、所謂どん底を出発点とする人間は、少々の艱難辛苦はどうってことないと思うだろう。
一方、ある程度の発展成長の中で育った人間は、すべてに当たり前意識が強いから、前者と違って、どうしようもないどん底と思ってしまい、這い上がる気力も生まれない。
かく言う僕も、戦争体験どころか、戦時戦後のどさくさ世情も知らない人間なのだから、まだまだ甘いと言えるのかも知れない。
裕福貧乏は、すべて本人の受け止め方にある。何に使おうかと迷うほどの大金持ちも、心の闇に希望を見出せないでいるかも知れない。逆に、お金はなくても、明るく前向きに溌剌と生きている人たもたくさんいる。
今の世をどう受け止めるのか・・・。
愚痴を希望に変えて!
後退しても次のジャンプを意識して!
そのためには、まず健康第一で!
そう・・・体が資本なのだから。
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