わたなべあきおWeb

憤慨

ゴミは人間を語り、家庭を表す。
テレビドラマのネタのような話だが、本当にそう思う。

我が家は路地の奥なので、周囲7〜8軒が表通りの角にゴミを出す。その中でも男がゴミ出しをするのは、どうやら僕だけらしい。しかもほとんどの家が共稼ぎのようで、暗いうちから既に何袋か出してある。

ここで問題が発生する。カラス、野良猫のお出ましである。覆ったネットも何のその、器用に引っ張って剥がし、エサの臭いのする袋を喰いちぎり、御馳走だけを持ち去る。後の惨状には言葉を失う。

カラスたちのことは、ある意味〜イタチごっこと諦めてはいるが・・・、僕が問題にしたいのは、袋の中身にある。

これだけゴミの分別が叫ばれ、それぞれの収集日も徹底しているはずなのに、まったく守られていない。

まるで僕が役目のように、毎回散らかされたゴミを整理する。知りたくなくても、否応なしに目に入る。

プラゴミ、空き缶、新聞紙・・・何でもござれだ。住所名前の入った郵便物や書類まで、そのままの形でほかしてある。タバコの吸いがら、ペットの糞、下着まで・・・家の中が見えてくる。見たくなくても見えてしまう。

着飾って化粧して、颯爽とお出かけになる若奥様ですが・・・何か勘違いしてはいませんか?ってんだ。中には車で御出勤で、片付け中の僕の横を、ゴミを踏みつけながら行く奴!もいる。何様!?

怒りついでにもう一つ。そういう輩は、一事が万事。大抵の家がペットを飼っているのだが、夜に真似ごとのような散歩をさせて、他人の家の前で糞をさせてほったらかしだったり、紙に包んだやつを、溝蓋の隙間に突っ込んでおきやがる。

糞害に憤慨!

洒落てる場合じゃない。犯人の二軒は確認済みだから、一度それぞれの玄関前にお返ししておこうかと考えている。(マジで)

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(Update : 2008/11/25)