わたなべあきおWeb

110

車上狙いにやられた。
まだ新品の電動工具一式。それぞれの能力が低下してきたため買い換えたばかりだったのに・・・。

キーを開けようとしたら、すでに開いていた。あれっ!かけ忘れたのかな?(この時点ではまだ気づいていない)
しばらく走って、後ろでガタンッと脚立が落ちる音がした。やはり変だ。車を停めて確認すると、ケース入りの電動工具(4点)が消えていた。

すぐにガレージへ戻り110番通報。
場所を言う前に、すでに向こう(警察)は把握済み。「セブンイレブンの西ですね。すぐに行かせます。」
当たり前のようだが、<進んでる>と感じた。

警察官到着までの間、車の廻りを観察すると、後部左側のガラスは割られたのではなく、枠がカッターのようなもので剥ぎ取られ、ガラス自体はそのままの形でフェンスに立てかけてあった。他の雑多な道具や材料には手をつけず、目ぼしいやつだけを狙っていた。

やがて警察官到着。若い新米のようだ。事情聴取がマニュアルっぽい。書き損じて用紙を取り換えたりしている。やがて先輩風の人が到着。手際よく写真撮影と指紋の採取を始めた。「先週にも、この近くであったんですよ。」

近所の人が不審そうに足を止めて行く。中には警察官と会話して行く人もいる。「こりゃ〜常習犯だな・・・」出てくる指紋はなくほとんどが軍手のような手袋の痕跡ばかり・・・。

新米さんが被害届の内容の確認をした。読みながら、しきりに首を捻る。「だいたいそんな感じですけど・・・」と答えると、やはり気になるらしく、何カ所か訂正した。こんなところにも国語力、作文能力が問われるのか〜と変な感想を持つ。

結論は、「たぶん犯人は見つからないでしょう。もし他の同類の事件が発生して捕まった犯人が余罪を吐けば・・・ということです。」まあ、そうだろうとは思っていたが、何ともクヤシイ!

犯人さんよ!
売りさばくのか、自分で使うのか知らないけど・・・
どんな心の持ち主なのかね?
そんなんで働いて、イイ仕事ができるのかね?

(Update : 2008/11/13)