わたなべあきおWeb

風に吹かれて

時には、大いなる空を見よう。

時には、下着に届くほど雨に濡れてみよう。

時には、我が身を風に吹き晒されてみよう。



気象予報士が、確率のもとに傘の要不要を喋っている。

そんな定番の日常をつまらなく思う。



雨宿りする時間が惜しいか。

雨宿りする大樹もないか。

山を下り坂を抜ける風に出合ったか。

瑞々しい緑を含んだ薫風を嗅いだか。

空の青さ、白雲の変化、飛行機雲・・・

こせこせするなと言ってるではないか。



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(Update : 2008/05/13)