わたなべあきおWeb

「人生は、獲得と喪失の繰り返しである」と誰かの言葉にあった。

大方は、大きな喪失感の故に、得たものの大きさに気づかず終いになりやすい。

なぜなら、獲得したものは無形の場合がほとんどだからである。

そしてまた、喪失の直後に得られるものでもないからである。

君は、何を失ったか?


ガツガツと獲得ばかりを意識しないのが大切かも知れない。

その貪欲さ故の喪失も多々あるのだから・・・。

欲のない人間は皆無に等しい。

・・・ならば、小欲知足ということか。



まず、喪失ありき・・・かな。

無理矢理奪い取られるもの。

意図して捨てるもの。

この世は、算盤通りには行かぬもの。

・・・だからと言って、算盤を逆さにするにも勇気が要る。

そこの決断に、人生の鍵はあるらしい。

(Update : 2008/05/11)