station
告別式
最後の挨拶に立った従兄弟のMちゃんが言った・・・
「叔父は家に戻りました。よって・・・stationを再開します。」
うん!まさしく叔父はstationであった。甥姪の心の根拠地であり、社会の荒波に疲れた時の停泊地であった。
これまでと同じように・・・叔父の家に集おうではないか。そして、叔父が望んだように〜共に助け合い励まし合って生きようではないか!涙で途切れた彼の心は・・・そう叫んでいるように受止めた。
みんなが若くして、いや・・・幼くして、母や父を亡くした甥姪に対して、叔父の注いだ愛情と行いは、筆舌に尽くしがたい。
誰かがいみじくも「これは米寿の祝いや」と言った言葉を責める者は誰もいないと思った。自分のことは後回しにして、いやほとんど受入れず、廻りのことに尽くし通した叔父に・・・感謝!
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