珍客
「這えば立て、立てば歩めの親心」と言うけれど
前段階の何と多いこと・・・
仰向けから俯せへ〜自分の腕が邪魔をする
俯せから前進へ〜なかなか前へ進みません
孫だから見えること
我が子の時、こんな観察眼があっただろうか?
いや、きっとあったさ
忘れてしまっているだけさ
「おじいちゃん、お風呂おねがいしま〜す!」
突然の嫁の声
遠い昔を思い出し、両の耳を片手で押えて・・・
ガーゼタオルを胸に当てて・・・
頭を洗っても気持ちよさそう
湯船で安心しきった笑顔を見せる
「あがるよう〜!」
「あら・・・泣きませんでしたね〜」
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