セーラー服の彼女は、いつも 颯爽と自転車をこいで登校してきた 額の汗を拭こうともせず 時に、女の子らしさを忘れたようなこぎ方で・・・ 彼女の家は、自転車通学が許される距離にあったということだが それ以外に、彼女には目的があったようだ 足腰の鍛錬 スポーツ万能の彼女には、こんな地道な積み重ねがあった 同じクラブにあって 結果のみを望む自分が恥ずかしかった 走れ!走れ! 基本中の基本ということか
(Update : 2007/06/29)