背景の記憶(2)
小学校低学年の頃、履き物と言えばゴム草履か短靴だった。短靴と言えば懐かしい響きだが、webで調べてみると「安全靴」とある。僕らのは安全にはほど遠い黒いゴムチューブを靴のようにした代物だった。
高学年になると、所謂ズックになった。ズックをこれまた検索してみると「綿や麻の厚地の布〜オランダ語」とある。だから正確にはズック靴ということか。記憶が曖昧だが、低学年でも上履きはズックだったのだろう。バレーシューズのような感じ・・・。
外履きにズックを買って貰ったら、嬉しくてそれはそれは大事にした。汚れると歯磨き粉でゴシゴシ洗った。何で歯磨き粉だったのだろう?乾いたのを履いて歩くと、白い粉が飛んだ。
これまた記憶があやふやだが・・・あの頃って、靴下というものを履いていたのだろうか?
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