ライフスタイル
本物を知る人が少なくなっている
本物とまやかしものを見極める眼力を持つ人が減ってきている
たとえ本物を有していたとしても、人と環境がマッチしていなければ、本物は本物としての光を放たない
大方の人は、金銭的に高い物をイイ物と捉えがちである
同じ一千万円のキッチンを入れたとしても・・・
片や、「このキッチン一千万やで〜!」と額を自慢する
一方、「この色合い感覚が好きなんやなあ〜」とセンスを語る
同じ客層と呼ばれる中でも、中身は多種多様である
その人らしいライフスタイルが、あらゆる場面に滲み出ている住まいは、極めて少ないと言っていい
ある種の拘りとも言えるセンスが、随所にさりげなく鏤められていてこそ、その人のスタイルは完成されたものと言ってよい
押しつけがましくなく、包み込まれるような空間〜そんな世界を持てたなら素晴らしい
みんな・・・何かを急いでいる
みんな・・・あそびが足らない
一見無駄と思うことの中に、人生の宝物は用意されているのかも知れない
薄っぺらな雑学博士気取りの何と多いことか
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