個性
本来表に出してはならないことが、あまりにも早い段階で出てしまうことが多いように感じるのは、僕だけだろうか?例えば、お笑いブームと言われる中で、いわゆる<売れる>までの苦労話とかが、5年10年という単位で語られるのは、如何なものかと想ってしまう。そんな部分はむしろ隠し通して、後々に<へぇ〜そうだったんだ>と言われるくらいがいいと想うのだが・・・。
テレビと言えば、総体的にタレントさん達が、不健康そのもに見えて仕様がない。前述の売れてる証としての忙しさの結果なのだろうけど、何となく爽やかイメージが付いてこない。中にはそんな半病人的な人が、健康絡みのCMをやったりする。
その点、昔のスターと呼ばれた人達は、私生活は全くと言っていいくらい、大衆には見えてこなかったものだ。だからこそ映像作品での個性が、強烈に訴えるパワーを持っていたのだろうと想う。
稼げるときに稼いでおけ〜みたいな場当たり的なタレント性よりも、長年に渡って築き上げた味のある個性を大事にして欲しいものである。
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