反論
常に標的を確保し、その対象者を執拗に追い込むことによって得た満足を、己のエネルギーとして生きているような人物がいます。
ある時は的確な捉え方であり、ある時は針小棒大的な誹謗中傷の類であったりします。見事なまでに理屈で固められたその論法に、弁解を赦される余地は皆無です。
そうした心理の背景を推測してみた時、意外にも過去に受けたいじめや排斥への恨みと復讐の心に根付いていることを知ることとなります。
喜ぶべきは諫めの友を持つことと言いますが、その根底には真の思い遣りがあってこそだと確信します。言い放つこと、やりこめることに快感を覚えるような輩には、尊敬の念など湧く筈がありません。
ひとの忠告は感謝をもって聴くべしと教えられてきましたが、明らかに悪意に満ちたそれには、素直に従うことは出来ないでしょう。そして皮肉にもその人は立場が逆転した時、烈火のごとき怒りを爆発させるものです。ことの内容が図星であれば尚更です。
根底に慈愛をもって教え諭す・・・簡単そうでこれほど至難の業はありません。これが今日のあなたの仕打ちへの反論です。
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