『漫画家に必要なもの〜それは、風刺と告発の精神』 手塚治虫の言葉です。 ストーリーや画面のなかに、一貫して流れているもの〜それが大事なんだろうな。 ただ面白可笑しいだけのもって、薄っぺらいと想う。 料理の隠し味のように、にじみ出る感覚が伝われば、傑作と言えるのだろう。直接表現の風刺はむしろ嫌味としか映らない。 それを想えば、手塚治虫の心が如何にグローバルでユニバーサルなものであったかが想像できる。
(Update : 2006/09/16)