わたなべあきおWeb

ハンデキャップ

何かといえば

母を語り

母を想うことを逃げ場としてきた自分だが・・・

母への想いは

父には負けると想う

僕は

あんなにひとを愛せるだろうか

若き日とはいえ・・・

我が子が何をしてるのかわからないくらい

その人のことを想っていられるだろうか

抜け殻のような人生でも

想念の中で共に生きる姿には

僕の入り込む余地はないようにも想える

それは

母の実感を持たない自分の

最大のハンデキャップかも知れない

(Update : 2006/06/22)