生き様
先日テレビに、阿川弘之・佐和子父娘が出ていました。「言葉」談義の部分では、思わず苦笑してしまいました。僕にも似たような体験があったからです。
僕の父は国語の教師だったのですが、昔の師範学校出の先生には、どこかその分野における威厳のようなものがありました。事このことに関してはウルサイゾッ!みたいな・・・。
「絶対」という言葉は軽々に遣ってはいかん!とか、ここはひらがなの方がいいんじゃないか?とか・・・とにかく書いたものには、チェックが入りました。
テレビの中でも出てきた話ですが、「死に様」とは言うが、「生き様」は本来無い言葉だ〜と。死に様がその人の人生を語るんだ〜と。だから・・・言ってみれば、「イキヨウ」と言うべきなんだろうな〜と。 これは父に言われたのかどうかは忘れましたが、覚えていた事柄でした。
しかし反面、時代が言葉を生むということもあります。時を経て全く逆の意味になった言葉もあります。若者の遣う暗号のような略語に至っては、正にちんぷんかんぷんです。
僕自身〜「漢字検定」なるものを受けたとして、果たして何点とれるのでしょうか?小学生のドリルでもやってみましょうか?
|