<時>に「ありがとう」を言おうとしたら <時>は「わたしは何もしてないよ」とでも言うように 知らんぷりをした それでも僕は、深くお辞儀をしてお別れをした 歩き出した僕の背中に、なにか温かな視線を感じた それは「また何かあったらおいで」と囁いてくれたように想えた
(Update : 2005/12/15)